内装

内装リフォーム材選びで気が付きにくい 3つ のポイント

床や壁、天井など内装リフォームの時、「今度はどんな素材にしよう!」と、 カタログやサンプルを見ながらアレコレ悩むのも楽しいひと時ですよね。でもちょっと 待って下さい。内装リフォームの材料選びには、カタログやサンプルを見るだけでは わからない大切なポイントが3つあります。 以下のポイントで気になる部分があれば、アジャストまで気軽にご相談下さい。

床選びは素足でチェック!

家に居るときは普段スリッパを履く人でも、裸足で歩いたり床にちょっと座ってみたり、 小さい子供なら転げまわったりと、床に直接、肌が触れる機会は多いものです。 そこで、住宅展示場やショールームに行き、実際の足ざわりを良く確認してみましょう。 住宅展示場ではスリッパを履く人が多いのですが、是非ここは「素足」で感じてみて ください。 無垢の板の暖かさ、合板との微妙な感触の違い、石のひんやり感や硬さ、タイル貼りなら 目地の段差の感じ方など、スリッパや靴越しでは分からないことをたくさん知ることが できます。


壁は硬さと手触りをチェック!

最近は天然素材の塗り壁や、タイル貼りの壁を選ぶ人も増えています。湿度の調節、有害 物質の吸着、掃除がしやすい等、機能に優れたものもありますが、壁材選びには色柄や機能 だけではない大切なチェックポイントがあります。 小さなお子さんやお年寄りが居る場合には、壁の硬さや手触りが安全面での大切なポイント となります。階段廻り、狭い廊下、子供部屋は念入りに手触りをチェックしましょう。 硬くザラザラした材料を選んでしまうと、思わぬ怪我につながってしまう事もあります。


耳を澄ませてチェック!

リビング、子供部屋、寝室など、部屋によってその求められる役割は違います。 特に寝室や書斎など、静かな環境が求められる部屋作りをするときには室内の内装仕上げが 大きなポイントとなります。カーペットやコルク、畳・布クロスなど、音が反射しにくい 材料を選ぶと、静かで落ち着いた部屋を作ることができます。表面が硬くつるつるした材料は声も響きます。また、収納扉が多い部屋ではつるつるとした材質の扉を選ぶと、やはり音が響きやすく なるので注意しましょう。静かな部屋にしたい場合には、和紙やクロス張りの扉を選んで みると良いでしょう。